ガキ書き起こし4

 ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!トーク書き起こしです。前回の書き起こしはこちら。今回はリスナーハガキがからまないフリートーク部分です。
 出囃子「ガキガキ君」の後でダウンタウン登場。
松本「よっしゃ分かった。分かった。分かった。分かった分かった」
浜田「何が分かったん」
松本「ちょっとヤバめの客です」
浜田「アヒャヒャヒャ(笑)」
松本「あーのー、48点くらいの客ですね」
浜田「あっ、自分ら(客)言われてんで? 48点やて」
松本「えぇ、まあまあ、すいませんねぇ32点のタレントが申し訳ない」
浜田「アハハハ(笑) え、ここ(客)より以下かい」
松本「まーしかしーとうとう…別に恐れていたわけではないですが」
浜田「なんでございましょ」
松本「この『ガキの使い』のレギュラーの中で」
浜田「ほう」
松本「唯一私一人が」
浜田「独身」
松本「独身になってしまいまして」
浜田「アヒャヒャヒャヒャ(笑) せやねえ」
松本「ねー」
浜田「田中が結婚ということで」
松本「すごい、ビックリしますねぇこれはね」
浜田「アッハッハッハ」
松本「いやビックリしましたよ。マ〜ジでねぇ」
浜田「(笑)」
松本「あのガキホンマに」
浜田「あの薄らハゲが」
松本「あの薄らハゲが。ビックリしますよねー」
浜田「全体的に周りで考えると…あなたと今田くらいか(独身なのは)」
松本「俺と今田、まぁどこまで入れるかっちゅう話ですけど」
浜田「うんうんうんうん」
松本「オカマの藤井(隆)」
浜田「…はいはいはいはい」
松本「まああれはオカマなんでねぇ」
浜田「まぁね」
松本「チ○コあってないようなもんなんでアレなんですけども」
浜田「そうねー」
松本「もーホント、もーしょうがないですよね」
浜田「はーそうですか」
松本「もうこうなるともう、どこまで、行くのか」
浜田「うん」
松本「『ガキの使いやあらへんで!!』と言いながら」
浜田「…」
松本「もうみんなガキいますよ」
浜田「アハハハハ(笑) …上手いね。ほー」
松本「どうですか、この、昨今。まあ、そんな事でね」
浜田「あなたももうええ加減、電撃的に、なんかほら」
松本「いやーホントにー誰か紹介して、くれないですか」
浜田「やあああああああああ(大袈裟にのけぞる)」
松本「ねぇ」
浜田「なんでやねん…(笑)」
松本「光月…摩耶(こうづきまや)を紹介してくれないっすか」
浜田「………はい?(素に戻った表情で)」
松本「なんですか?」
浜田「えっ? 何」
松本「光月摩耶みたいな人を紹介してくれないっすか」
浜田「…誰ですの? 光月摩耶って」
松本「いやいや知らないっすよ」
浜田「…知ら(笑) 俺も知らんわそんなん」
松本「ンハハハハハ(笑) 光月摩耶みたいな奴おらんかなぁ〜?」
浜田「いやいや、だだだから誰やねん光月摩耶て」
松本「知らないですよ(笑)」
浜田(はたく)「知らんのに言うなよ(笑)」
松本「雰囲気やん!良さそうやん!」
浜田「……」
松本「キュッとしてそうやんかなんか」
浜田「いやなんか俺、宝塚におった人かな思った」
松本「アハハハハ(笑) いやいないっすかね、どっかに…そのー知らないですか…光月摩耶みたいな」
浜田「いや知らん!言うねん」
松本「おぉおぉおぉ」
浜田「なんやそれ」
松本「美崎、京、花みたいな」
浜田「アハハハハハ(はたく)」
松本「いないですかどっかに。知ってるぞーって言う人、僕にちょっと言うてくれたらね」
浜田「どんなイメージやねん」
松本「アハハハハ(笑)」
浜田「美崎京花言うんはどんなイメージやねん、わからへんわ」
松本「(笑) ちょっと分からないですけども、いたらいいなーと思うんですけどね、なかなかホントに〜難しい話ですわこの世界ねー」
 ( 中 略 )
松本「それぞれみんなほら、事情があって独りなんですよね」
浜田「どんな事情があって(結婚)せえへんの」
松本「というかね僕は、あのーまぁこれ、キザな話、ちょっとみんな(客)を一瞬だけ、パリの方に連れて行くことに…なってしまいますけども」
浜田「…………?」
松本「一瞬パリ旅行」
浜田「あぁいいですよ」
松本「プチパリ旅行してしまう…」
浜田「全然いいです」
松本「ね?」
浜田「何?」
松本「えぇ。あのーなんて言うんですかね、結婚ってじゃあ……ファニ? ってことなんですよね」
浜田「……な!」
松本「ンッハッハッハッハ(笑)」
浜田「……そこは『な』」
松本「あぁ、結婚って…ウィ? 」
浜田「(笑) …えっ? 今のがパリプチ旅行?」
松本「もう帰って来てくださいもう帰って来てください」
浜田「ハッハッハ(笑)」
松本「写真は撮りましたかー?みなさん。あのー」
浜田「早すぎて(笑)」
松本「早すぎました?」
浜田「気付けへんかったわ(笑) パリ行ったことも」
松本「(笑) あのね、あのー、もしかしたら僕って、もっ、もっ〜と軽く考えてるのかもしれないっすね、逆にっ」
浜田「それは何、いつでも出来るわみたいな」
松本「そうそうだからホントにもう、ガキ終わった後フワーって(テレビ局を)出た時に婚姻届をフワーって(アホづら女が)『まっちゃぁ〜ん』って(持って)来たら、『あいよっ(快諾)』『ポーン(捺印)』『行けっ』」
浜田「(笑)」
松本「ババババーン♪ ババババーン♪(結婚行進曲で入場するフリ)」
浜田「なんでや(はたく)」
 ( 中 略 )
松本「芸人も変わってきましたなぁ…しかし。奥さん」
浜田「(笑) 誰が奥さんやねん(蹴る)」
松本「ええとこの学校に行かそうとしよる。怖いですよー」
浜田「いや、ええとこじゃないやろうけど」
松本「なんなんでしょうねー」
浜田「自分もそうなるかも分からへんでこれ?(指を指す)」
松本「絶対ならないっす。絶対ならないっす」
浜田「いや今それおまえ言うてるだけで(人差し指を鼻の脇に突き刺す)」
松本「…えっとー老眼?」
浜田「ウハハハハハ(笑)」
松本「近い。近いから。近い」
浜田「今言うてるだけであって」
松本「なんですか」
浜田「いや、なるって」
松本「いや僕はね、学校に行かさないです」
浜田「いや(笑) ちょっと待って」
松本「そんな」
浜田「(はたく)義務教育っちゅうのがある(笑)」
松本「いやいや、僕は学校に行かさないです。何が学べんねんっていう話ですよ。学校には行かさないです」
浜田「ほうほうほう」
松本「そんな僕はイカしてますよ」
浜田「…あーはいはいはい…(笑)」
松本「…(笑)」
浜田「分かりますよ(笑)」
松本「ンハハハハハ(笑)」
浜田「学校行かさんと…どうすんの? 家ずーっとおるやん」
松本「家ずっといます」
浜田「おかしいやんそんなん」
松本「何がおかしいねん」
浜田「友達もできへんでそんなことしたら」
松本「友達ってなんなん? じゃあ」
浜田「………」
松本「じゃあみなさん心に手を当てて考えてください自分が死んだ時に泣いてくれる人が何人いますか?」
浜田「……なるほど」
松本「ほらみたことか」
浜田「いや違う(笑) ちゃうちゃうちゃう、最低限でも家族は泣くやろ」
松本「あららららららら」
浜田「(笑)」
松本「浜ちゃーん」
浜田「なんやねん(笑)」
松本「君の家族は泣かないよー?」
浜田「(笑)」
松本「まぁ一瞬『あぁ…死んだんか…』と思っても『カレーできたでー』言うたら『はーい^^』って行きますよ」
浜田「(笑)」
松本「そら行きますよ。カレーに負けますよ」
浜田「アハハハハハ(笑)」
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 前半の「こうづきまや」「みさききょうか」は独断で漢字変換しました。AV女優の芸名みたいなイメージですね。松本もそういう雰囲気を意識していたと思いたいです。
 このトークを観ているとまさにダウンタウン絶好調だなーという感じがします。理想的なテンションのダウンタウントーク。松本がボケに対してとてもアグレッシブ。ボケのパターンも多様で緩急自在。
 リスナーの質問に対して回答するというガキならではのトークシステムも魅力的ですが、このようなフリートークは本質的に漫才に近いものであり、2人が漫才師ダウンタウンに近付いた瞬間なのかもしれません。
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 ガキの使い書き起こし・その5はこちら。「松本のオカンが俳句を詠みました」