中華蕎麦瑞山

 21日の夕食。期間限定メニューが各所で評判なので突撃してきました。
 午後7時半ごろに到着。相変わらず空席ちらほら。駅からそんなに歩かないしもっと人気出るべき店なのになあ。
 券売機で季節のつけそば(¥800)大盛り(¥100)の食券を購入。ボタンの横には「ジャンクなつけそば」との表記。
 「ニンニク入れますか?」的なサジェスチョンは無く、つけ汁が先に登場。その後で麺&野菜の丼。
http://www006.upp.so-net.ne.jp/ezc/ramen/2012/0321zuizanA.jpg
 麺の上に載っているのは・・・もやし、キャベツ、刻みタマネギ、おろしニンニク。麺の写真も撮ってますからね。
 まずは野菜をつけ汁に浸して食べる。一口目から強烈なインパクト。超粘度の豚骨と超攻撃的なカエシの両立。しかし塩分が高すぎる事もなく、カドのある味わいではない。
http://www006.upp.so-net.ne.jp/ezc/ramen/2012/0321zuizanB.jpg
 つけ汁に沈んでいる豚はこんな感じのものが4ピース。煮豚。噛むと笑っちゃうくらいのジュースが溢れ出る。肉の味わいも残りながら味付けも素晴らしい。サイズこそそこそこながら絶品。
http://www006.upp.so-net.ne.jp/ezc/ramen/2012/0321zuizanC.jpg
 麺。クッキリとした存在感を保ちながらも無駄に太さを追求しようとしていない。食べやすさもきっちり加味されていてさすがのバランス感覚。
 つけ汁に浸せばもちろん爆発的な旨さ。化調は隠し味程度に抑えられていると思います。強固なベーススープには不要な感も。
 ややしつこいくらい重たいつけ汁なので刻みタマネギやかつおだしのスープ割りも嬉しい。やや軽量化したバランスで麺を最後まで麺を堪能できる。
 つけ汁は麺量をしっかり受け止める量。麺の茹で湯によって味が薄くなる心配は全く無し。そんなヤワなつけ汁じゃない。
 麺の丼の底に溜まった水分が茶色くなっていたので麺にカエシなどをからめているのかもしれない。二郎インスパイアが陥りがちなテキトーさが一切無い。細部にまで店主のこだわりが行き届いた至極の一杯!
 量。写真でわかる通り遠慮なし。十分な量です。ケチってません。野菜を食べるだけでも結構時間がかかったし、麺の食べごたえも十分。二郎の上辺だけを真似た能なしインスパイア店は見習うべき!
 二郎らしさの追求というよりも二郎スタイルを踏襲した上で究極を目指したような印象です。そんな店主の心意気に感動しました。ごちそうさまでした!